アルツな母を介護するOL子育て日記

アルツハイマー型認知症の実母は9年過ぎました。要介護1と要介護2を行ったり来たりして、現在は要介護2。確実に症状は進んでいるのに介護度が増減するのはなぜ?介護の理想と現実のギャップに悩みながらも希望と感謝の日々。3人の子供達の母であり正社員で働いていて、年を重ねる毎にどんどん前向きになる超元気OLです。

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ちょっとだけ分かりました「変化への対応と基本の徹底」

ご無沙汰していました。

こちらも初雪が降りました。
しかも、吹雪いていました。
屋根などに積雪もありましたが、
消えたり、また降ったりです。

寒くなって、母の事を真剣に考えると
眠れなくなる。

いずれは何もできなくなるでしょうが、それまでは、
ちょっと頑張ればできそうな事はやってもらおうというのを
基本にしている。

だから、着替えも本人に任せている。
毎回、何を着れば良いかと聞かれ、
いらいらしながら答える。

寒ければ重ね着をするとか、ちょっと厚めの服を着るとか
セーターとブラウスというように素材の違うものを組み合わせるとか
いろいろ工夫できると思うが、母はもうできない。

いくら口で言っても、寒そうな格好しかしない母。
つい、きつい口調で言ってしまう私。

部屋にはあんなに着るものがあるのだから
それを着ればいいだろうと私は言う。
でも、冷静に考えてみると、母にとって無理な事を言っていると自分でも分かる。

朝、最近起きるのがちょっと遅くなって、5時半頃でないと私は起きれない。
すると、朝はかなり時間が厳しい。

だから、私が家を出る時間まで母を起こさない。
朝ごはんとお弁当作りでテンパっているから
その方が私には都合が良い。

・・・・。でも、それはやっぱり母にとっては駄目なことだ。
私が居る間に母を起こそう。きちんと服を着るまで見守ろう。

着る服も考えた。
今、ブラウスと薄目のセーターとドギ(ちゃんちゃんこ)を着ている。
絶対、これでは寒い。

タートルネック。
ちょっと厚めの腰がすっぽりかくれる位のトレーナー。
その上に、表が風を通さない素材で、内側が毛のような素材、襟もあって
襟の部分が毛の素材の、袖なしのジャケット。
裏起毛のゴムの入れ替え可能なズボン。
それらを購入してきた。
靴下は以前、購入してまだ3足以上はあるので今回は買わなかった。
下着類も同じくまだたくさん在庫がある。

6:30までに朝の支度を8割り方終わらせる。
そして、母を叩き起こす。(鬼娘)
母に、これを着て。次、これを着て。そして、これを着て、と
指示していく。

実は、母が着る所をあまり直視した事はない。
そこまで立ち入るのは気が引けていたから。

でも、私が変わらなければいけないと思った。
どんどん、変わっていく母に対応しなければいけない。

タートルネックの服をねじれたままで直せないでいる。
全体的に服が前のめりの感じになっているのに直せないでいる。
キュッキュっと引っ張ってあげて直してあげる。

トレーナーを上手く着れない。
頭がつっかかって進まない。
トレーナーを下から引っ張ってあげる。

。。。。。

気付かなかった。気付こうともしていなかった。。。。
母がこんなに苦労して服を着るようになっている事に。

袖なしのジャケットを羽織る。
前には大きなボタンが4~5個。
最初、ボタンを掛け違えていた。
よほど怖い形相をしていたのか
私の顔を見て気が付いたようで
ボタンを掛け直していた。

かなり時間がかかった。
でも、「ジャケットの内側や襟に毛の素材があるのであったかい」
と何度も母は言っていた。

そう、私が出かける前に、
母が服を着たのを確認しなければいけないのだ。
これからは毎日そうしようと思う。


私は、朝、家を出ると、何時に帰ってこれるか分からない。
だから、朝に一般家庭の夕食のメニューを作る。
でも、母の着替えを手伝ってあげなければいけなくなったので
何かを変えなければいけない

夜、寝る前に、翌朝の準備をちょっとだけすることにした。
たとえば、玉ねぎを切っておくとか、
味噌汁を作っておくとか、
アイロンを数日分掛けておくとか。

母に寒くない格好をさせてから家をでるようになったので
仕事中、「母は寒い思いをしていないだろうか」と心配する事が
少し減ったと思う。

もちろん、これが完璧なことだとは思っていない。
でも、何もしないでただ心配ばかりしていた以前に比べると少しは気が軽い。

休日、めごこを部活に送っていくため、
起きたての母に「これとこれを着て、次にこれを着て」とだけ言って
家を出た。戻ってきたら、母は別の以前の服を着ていた。
油断をするとこうなる。
休日であろうが、母の見守りには休みはない。


仕事がかなり忙しくなってきた。
現在は、年末調整の準備と入札参加資格審査申請が大きな仕事。

年末調整は、昨年に比べて変わった点を把握して
年末調整のお知らせを作成して各人へ書類を配布する。
このお知らせを作るのにちょっと時間がかかる。
くどくならず分かりやすい表現を心掛ける。
あとは、書類記入が終わった人から随時書類が届きそれをチェックする。
来月の給料計算前までにデータ入力を終了させ、
支払調書や給与支払報告書等の作成を並行させ
12月中に税務署へ法定調書・残存過納額明細書まで全て提出するのが目標。

入札参加資格審査申請は、所在地の市役所への申請がいつも一番最初。
今月いっぱいが期限。この書類作りがかなり大変。
でも、この市役所の書類をきちんと作ると
来月以降から始まる各市町村や各省庁への申請書の参考資料になるので
ひと踏ん張り。
そして、22日に提出しに行ってきた。

窓口にはたくさんの申請者が居て、自分の書類のチェックが終わるまで
待たなければいけない。
間違いや不足書類がなければ良いが、過去に何度か出直したことがある。
いつも祈るようにして「受付票」に判が押されるのを待つ。
40分位待って、私の会社名が呼ばれた。
ドッキンとした。
本日の日付が打たれた受付票を渡され、天にも昇る思い。
頑張った証をいただいたようで、うれしい。
よし!これからも頑張ろう!

**************

ブログを更新できなかったのは
仕事が忙しかったからではない。

この間、帰宅した私は母をひどくののしった。
「違う!そんな事を言いたいのではない!」と
もう一人の私が心の中で叫んでいるのだが、
私の口から出てくるのはひどい言葉だけ。

めごこ達は私のそんな言葉を聞きながら黙っている。
「お母さん、そこまでいう事ないでしょ」と
心の中では思っているのだと思う。
思っているのは正しい。私が悪いのだから。

でも、そう言わざるを得ない状況になってしまっている私を
分かっているから、めごこ達は私を非難しない。
めごこ達のそんな気持ちが分かるから、尚更、母にもめごこ達にも
申し訳ないと思う。
そう思っているのに、母を打ちのめす言葉だけが溢れ出す。
「誰か私を止めて!」
心の中で私が叫ぶ。

私は気が狂っているとしか言いようがなかった。
それ以来、ずっと、自己嫌悪に陥っていて、
自分のブログは勿論、他の皆さんのブログも開くことができず
暗黒の世界にどっぷりと浸っていた。


夜中、目が覚め母の事を思うともう眠れない。
今まで私を育ててくれて、孫の世話もしてくれたのに
認知症になってしまってからは母に冷たい態度をとってしまう。
優しく接する事ができる時もあるが、
そうでない時は、容赦がない。
馬鹿娘だ。
悶々とした夜を何度も迎えた。

大好きなドラマ「大奥」も見る気がしない。
だから、ストーリーが分からなくなった。

もし、私が独身だったら、「どうにでもなれぇ」となってしまったかも。
でも、私には扶養する家族がいる。
私を慕ってくれるめごこ達がいる。
だから、人生、ここで終われない。

いろいろ考えて、ひらめいた。
「朝、母の着替えを見守ってから家を出る」目標に気づいた。
ちょっとだけ元気が出てきた。
でも、超後ろ向きな性格なのでまたいつどん底な気分になるか分からないが。


季節が変わっていくのと同じように母の状態も少しずつ進んでいる。
「変化への対応と基本の徹底」だ。

これからも頑張ります。いつも応援ありがとうございます。

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 介護

- 4 Comments

かめとムク  

Re: No title

みのりさん、こんばんは。

私のほうこそ、みのりさんのコメントを読ませて頂いていて、
目頭が熱くなりました。

> そんな立派な一人の人間を育て上げた
>
> 貴方のお母様は、ウルトラの母です。

自分をではなく、母を誉めてもらって、
心の底から嬉しさがこみ上げてきたのは
初めてです。

そう、私に足りなかったのは、
母を讃える気持ちです。
それをみのりさんが教えてくださいました。

たくさんの大変な思いをされている方々の相談に乗ってこられたからこその
コメントだと思います。
見守っていて下さり、ありがとうございます。

2012/12/06 (Thu) 21:27 | EDIT | REPLY |   

かめとムク  

Re: お疲れ様です♪

みかんさん、こんばんは。

まだ、介護の世界に足を踏み入れたばかりなのに弱音ばかり吐いています。

> 今は、排泄関係は目が届かないと、とんでもない状態になるのでついていますが、他の事は指示しておいて離れます。

母は今のところ、トイレは自分でやっているので
みかんさんに比べたら、とっても楽なのに、
なんでいつもこんなにイライラしているのだろう。

もしかして、これが更年期かも?
それは有り得る。
それとも、私は若年性アルツハイマーになりかけている?
それは、確かめるのが怖い。
忘れる事は多いけど、忘れたという事を覚えているので
とりあえず、今のところは大丈夫、と、自分に言い聞かせています。

> お互い、背負うものがあるうちは、元気でいないといけませんね♪

本当にそうですね。元気をださなくては。
ありがとうございます。

2012/12/06 (Thu) 21:20 | EDIT | REPLY |   

みのり  

No title

読ませて頂いていて、目頭が熱くなりました。
職員が心配そうに横を通りながら、声をかけられず困り顔・・・

私は立場上、入居される前の面談や相談を受けます。
壮絶な格闘や葛藤の生活の様子を伺います。

家族様の心のケアも私の仕事です。

ホームに入居する事を決めるまでに
それでももう少し
そうちょっと頑張ろう
一緒に暮らしたい
 と家族様はご自分の時間や楽しみを削っている

それを、当たり前のようにやり遂げられて
本当にどうすることも出来なくなって
うちに来られます。

みなさんの心の温かさと強さと清さは凄いです。

そして

そんな立派な一人の人間を育て上げた

貴方のお母様は、ウルトラの母です。

2012/11/30 (Fri) 09:46 | EDIT | REPLY |   

みかん  

お疲れ様です♪

こんにちは。

同居してると、ほんの些細なことでも気になって、イライラしたり腹が立つことってありますよね。
私も、つい意地悪を言ってしまうこともあります^^;

まして、フルタイムのお仕事とお母様のお世話は、ほんと大変ですよね。
だからといって、うちも一緒ですが、ご主人に助けてもらうわけにはいきませんし。。。
これが、お姑さんなら、旦那さんにも堂々と頼むことができますが・・・

>ちょっと頑張ればできそうな事はやってもらおうというのを基本にしている。

私も、そう心がけています。
手を出せばすぐできることでも、その間に他の用事をして・・・という感じです。
今は、排泄関係は目が届かないと、とんでもない状態になるのでついていますが、他の事は指示しておいて離れます。
何でも時間がかかるので、じ~っと待ってられません^^;

出勤前の貴重な時間、起こさないでという気持ちよくわかります。
私も、以前同居したときは、そうやってました。
まだある程度はできていましたから。
まあ、今はそうもいきませんが。

着替えにしても、まだ自分の意思で選べる段階なので、中途半端でかえって面倒なこともありますね。
うちは、目に前にあるものしかわからないので、出しておけばそれを着ます。

とにかく、かめとムクさんが倒れないように、大事になさってくださいね。
倒れたら、ご家族みなさんが困ります。
お互い、背負うものがあるうちは、元気でいないといけませんね♪

2012/11/28 (Wed) 14:42 | EDIT | REPLY |   

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